3回目のリーディング
ケイシー
ケイシー：よろしい、われわれはここに[1594]を捉えた。この人は前にも見たことがある。
ケイシー
われわれの見るところ、状態はわれわれが以前診たときと較べて、多くの点において大きな改善を示している。 しかし、この体に正常に近い反応をもたらそうとするのであれば、まだまだ大きな変化をもたらす必要がある。
ケイシー
中枢神経系つまり脳における病変と腫瘍傾向は、いまだに小さくなりつつある。
ケイシー
運動神経系と脳中枢との間の協調と、活動に対するインパルスは改善しつつある。排泄と、同化系の部位と消化管全体にわたる癒着傾向は、まだまだ大きな障害を引き起こしている。これは、われわれの見るところ、非常に注意深く、祈りに満ちた態度で監視する必要がある。
ケイシー
現在の状態では、消化系の胃液の流れと両立するか吸収されるような性質のものでない限り、内服薬の投与は炎症（刺激）をもたらす。それ故、治療の大部分は、吸収によってなされる必要があり、また、ときおりオイルや水を（もちろん一緒にではないが）大腸つまり結腸の下部に注入することで排泄を促す必要がある。
ケイシー
われわれの見るところ、現時点では以下の治療を行う。
ケイシー
酒石酸（タルタル酸）を使って、パップを作る。 腹部を覆うのにちょうどよい幅と長さの薄い布を用意し、そこに８分の１インチ（３ミリ）程度の厚さに酒石酸を塗布する。 それを折りたたみ、温かい水に濡らす。よろしいかな。熱すぎてはならないが、温かくして――それを腹部全体を覆うように当てる。 これを１日に少なくとも２回か３回行う。
ケイシー
このパップとパップの間に、ヒマシ油パックを行う。よろしいかな？ これは少なくとも毎日２回行う必要がある。 これらは、苦痛や大きな障害を起こすほど熱すぎてはならない。
ケイシー
それぞれのパック（つまり両方の種類のパックだ）が終わったなら、穏やかにマッサージする――消化管の流れに沿って、十二指腸あるいは胃の下部から、空腸つまり小腸に向けて空にするような仕方で下向きに行う。つまり、恥骨のすぐ近くまで行う。よろしいかな？ 臍の下を横切るように、あるいはそこと恥骨の間を――２回から３回――行う。 そうしたなら、上に向けて、２回から３回行う。 これをオリーブオイルを使って穏やかに、しかし念入りに行うのである。
ケイシー
毎日、少なくとも１回か２回は、消化管から排泄がなければならない。 必要であれば、朝、浣腸にロシアンホワイトオイル（ロシア白油）を使っても良いだろう。 これを熱くしてはならないが、しかし冷たくてもいけない。 毎回、そのオイルだけを半パイント（約４分の１リットル）ほど乳児用注射器に充填して浣腸する。
ケイシー
そして、夜あるいは午後は（浣腸に）水と塩を使用する――小さじにすり切り１杯の食卓塩を１クオート（約１リットル）の水に溶かす。ただし、その全量を使うわけではない。 水は温めて使うが、熱くてはだめだ。
ケイシー
もちろん、毎晩、ココアバターまたはオリーブオイルを使って、脳から――つまり頭蓋骨の基底部から――下向きに、穏やかに、脳脊髄系に沿ってマッサージする。 ある日にココアバターを使ったら、次の日はオリーブオイルを使用する。
ケイシー
食事には、緩下剤の性質を持つ食べ物にする。つまり、酸性のものよりもアルカリ性のものがそうである。
ケイシー
ビーフジュースは継続する。
ケイシー
キャストリアとカリフォルニアいちじくシロップを交互に与える。 ただし、服用量は大きくせず、少量にする。 つまり、たとえば１日に、３０分毎に小さじに４分の１ほど与えるようにする。 よろしいかな？ もちろん、これは今日すぐにというわけではない。 というのも、まず排泄のためにマッサージと浣腸をする必要があるからだ。 なぜなら、キャストリアに含まれるセンナあるいはイチジクの有効成分の刺激によって、腹部には相当の苦痛が生じるからだ。
ケイシー
これらを少なくとも２週間は継続する。 その後で、われわれは次の指示を与えることにする。
ケイシー
これらのどの治療を行う時にも、常に祈りに満ちた態度で行うようにせよ。 世話をする人は、とりわけヨハネの１５章、１６章、１７章に見出される言葉をしばしば読み、それについて黙想せよ。 これらの約束は汝自身に向けられたものであると心得よ！ 「汝が私の名において求めるものは何であれ、信じて――それを生きるなら――汝の愛する者の心と体に為されるであろう」 そして「汝が私を愛し、私の戒めを守るなら、汝が求めるものは、父なる神が与えてくださる。それは父が、私によって、この地上で栄光を受けられるためである」
ケイシー
それを実行せよ。
ケイシー
それにしっかりつかまっておれ！
ケイシー
質問を受け付ける。
酒石酸（タルタル酸）のパップとヒマシ油パックはそれぞれどれくらの時間行う必要がありますか？
グラディス
ケイシー
それらが冷たくなるか、あるいは、体がそれらによってむず痒くなるまでだ。それは、それぞれ１０分から１５分くらいになるだろう。
神経的な痙攣発作を起こす原因は何でしょうか？
グラディス
ケイシー
内臓のそれらの部位、つまり乳び管の部位の癒着傾向である。 それが、腫瘍を形成するインパルスが生じていたところの部位に向けてのその流れに影響しているからだ。
娘はいつか歩いたり話せるようになりますか？
グラディス
ケイシー
主は汝の求めたものを与えてくださることを汝は信じるか？ 主こそは、命の作者である！ 主こそは、健康と信仰と希望の作者である！ それを信じよ！ その程度に応じて、癒しがもたらされるだろう！
ケイシー
今回はこれで終わる。