[リーディングNO.146]の病歴
13歳の男の子 注意欠陥・多動性障害(ADHD) 発語しない 視力の問題 逆子
1回目のリーディング
これらは、動作に関しては既に閉じられているべきであり、脳脊髄中枢に沿う感覚反応からのみあるべきであったが、脳脊髄の末端にも、接続というか波動諸力が体内に形成され、それが諸活動をきわめて誇張するようなものを体内に作りだし、肉体の成長過程でバランスを失わしめているのである――これが、ときどき泣き叫んだり、短気を起こしたり、どすんと激しく座ったりするような動作を引き起こしているのであり――これは、体が自己調整しようとしているあらわれである。 というのも、これらの中枢は、本来閉じられるべきでありながら、第一仙骨中枢から放射しており――背骨に沿う活動がある時には――ときどき、いわば、それらの反応が遅れるような活動になっており、再度それらを正常に始めようとした時に、しばしばこのような不協調な仕方で再発が始まったのである。
さて、消化系の協調がときどきそれと共に動作している。 そのため、その後で、吐き気が生じたり、頭痛がしたり、視覚がぼやけたり――頭がぼやけるのではなく、視覚がぼやけるのだ――発話がたどたどしくなるのである。 血液供給の協調については、これらは良好である。 排泄に関連した身体系の協調に関しては――肺や心臓の働き、肝臓、脾臓、腎臓であるが――すべて正常であり、血球数も問題ない。
感覚器官──これについて説明しよう、そうすれば理解できるだろう: 感覚器官、すなわち目、耳、嗅覚、言語感覚、触覚、そしてそれらを調整する中枢とは、肉体において脳と繋がる脊椎にある中枢と協調し、想像的そして交感的な神経組織の、段階的な発達のことである。
言語感覚は視覚、聴覚、感覚、そしてこれらすべてを複合した性質を持つため、感覚機能の中で最も高く発達した波動である。そしてそれらを調整する中枢は、肉体において脳と繋がる脊椎にある中枢と協調し、想像的そして交感的な神経組織の、段階的な発達である。言語感覚は視覚、聴覚、感覚、そしてこれらすべてを複合した性質を持つため、感覚機能の中で最も高く発達した波動である。であるから、これらの機能は、交感的な組織から脊椎にかけての、そして脳内でインパルスを登録している、他の感覚中枢の協調をもたらす力によって活発になっている。
すでに述べられたように、この肉体の脳の力は良い、肉体的な発達も、視覚も、聴覚も、触覚もである;肉体については、交感的過ぎると言えるだろう。 神経叢の両側の、仙骨神経叢の一番の反対側にある、それらの中枢から来る波動する力には、頭または首を後ろに引っぱり、第二胸椎、第三と第四頚椎に完全な波動を作るのを妨げるものがあるのだ、わかるかな? であるから、完全に表現することを試みないで、話す時に後退し、鼻を鳴らす、そして手足、目や身体で意思表示する傾向は、肉体に過度の波動を作ることを恐れるからである。 これらの指示に従いなさい、そうすればきちんと正せるだろう。