乳幼児から不妊症・難病の方まで

不妊症

これまで、とても多くの不妊の方にご来店頂きました。
そして初回に、ほぼ全員の方が、お尻を観察されて「こりゃ、ダメだ。」と言われています。まず、お尻が垂れて、張りもなく小さくて男尻。踵を触ると、薄くて固くてヒビ割れていて・・・このような身体のサインが不妊の兆候です。お尻の筋肉と踵は、子宮の象徴なのです。ですから、お尻の筋肉が薄くて、踵がヒビ割れている状態は、虚血状態の子宮そのものを表しているといえます。

そして、骨盤は子宮の大切な入れ物なので、骨盤が歪めば子宮もねじれてしまいます。

私感になりますが、不妊症もいくつかのタイプに分けられます。内分泌系に原因がある場合と自律神経系に原因が2つに大別できます。
基礎体温表を見ると低温期・高温期にきちんと体温の上下行があり生理周期が30日前後の適正であるタイプ。でも自律神経を観察して診ると、交感神経が常時、異常興奮を起こし副腎からのアドレナリン分泌が高そうな状態がわかります。
精神的にも興奮しやすく、職場か過程で高ストレスの環境に長い時間さらされていると推測されます。こうなると卵巣への血液供給が滞り卵胞も固くなり、卵胞刺激ホルモンの応答性も鈍くなります。卵巣が機能低下しているためチョコレート嚢胞や卵巣腫瘍を併発している方も見受けられます。子宮内膜症などの自己免疫疾患に進む可能性もあります。特に卵巣が虚血している状態ということは、腹腔の体内温度も低いと思われます。簡単に言えば「冷え」ているということです。どんな卵も低い温度では孵化しませんから。(人間以外でも)
対処としては、交感神経を落ち着かせる調整を行います。ストレス下で、深呼吸や思考を切り替えるためのアドバイスをします。自宅に帰ったら定期的なヒマシ油湿布や足湯、正しいお風呂の入り方や体温を上げるための食事・睡眠の仕方も教えて、副交感神経の働きを促します。
次は、内分泌の異常が主な原因の場合。全体的な二相の基礎体温自体が低く、低温期で36.0前後しかない場合があり、生理周期も長い。または、黄体期・高温期が短く経血量も少なかったりする。または、高温期が完全に欠損していたりします。下垂体や甲状腺の分泌低下が観察できたりしますが、他にも肝臓や膵臓などの消化器官の緊張を見ることが多いです。不規則な食事や過食、睡眠不足や過度な労働などが一因で副交感神経レベルが上がった状態が続いています。
このタイプの調整は、前記の内臓の交感神経を鼓舞し機能アップを図ります。肝臓や腎臓のケアは血液の質を引き上げ、結果的に代謝を良くします。このように内臓全体のバランスをとることで内分泌のループを適正化していきますが、中々頑固な症状には、ケイシー療法のアトミダインの飲用を勧めます。
他にも色々な原因がありますが、大枠での説明をしました。

このような考え方で、月に2回ほどの調整を行います。調整を始めて早い人で4ヶ月から変化があり妊娠を迎えます。器質的な異常や体質的な不妊は1年から1年半位で妊娠します。成功率は大まかですが、70%前後だと思います。
外見的にも見違えるようにどっしりして安定感のあるお尻に変身します。「もう これ以上大きくならなくていいから!」と言った女性達は、母となって子育てに奮闘しています。 男性不妊

不妊症の中で、最近よく効く言葉が「男性不妊」です。近年は、この男性側に不妊の原因がある場合がとても増えてきました。精子数の減少と運動能力の低下が顕著です。当店でも少しずつ男性不妊のお客様が増えています。特徴は、飲酒癖、喫煙、過労、精神疲労、睡眠不足などが観察されます。
定期的な調整を夫婦で受けられ、毎月の検査結果が右肩上がりで受胎したカップルもいます。ぜひ、あきらめずにご夫婦でお越しください。

妊娠中から産後のケアも

 妊娠中のケア

妊娠してからも調整は行います。初期のつわりに調整はとても有効です。

とても気持ち悪いと言って来店されても帰る頃には、スッキリとしたお顔で目がパッチリされて笑顔で去っていきます。特に妊娠初期の肝臓の調整はとても大切です。

中期から後期にかけては妊娠性の腰痛が多いです。腰椎の前湾が強くなったり、側彎になって痛みが生じます。逆子(骨盤位)も8ヶ月位までなら結構高い頻度でなど、正常に復位します。ただ、子宮筋腫や盲腸や腹膜の癒着などがあると難しいです。他にも妊娠性糖尿病などの様々な不定愁訴に対応します。妊婦さん同志の口コミも多いですよ。

 産後のケア

産後の調整は、とても大切です。出産後の産褥(さんじょく)期に子宮は21日間かけてゆっくりと戻ります。骨盤は左右交互に締まってきます。この時に収縮の連動がうまくいかないと骨盤が開いたままになり、悪露(おろ)の排出が悪いくなったりします。

外見的には、お尻が大きくなり体形が崩れ太ってきますし、腰痛や恥骨痛に悩まされます。酷い場合は、脾臓の腫れや肝臓が極度に充血して、湿疹が出たり、乳腺炎の原因となり乳児にも大変悪い影響を与えます。

特に初産のお母さんは、経験の不足と授乳による睡眠不足から慢性疲労になったり精神的にも不安定になります。母乳の飲みが悪い場合は、乳質が悪くなっているケースなので、お母さんの食生活も見直して下さい。特に過度の砂糖の摂取は気をつけて、炭酸、コーヒー、脂質の過剰摂取は絶対おやめ下さい。

このように産後の調整は、どなたでも必要と認識して下さい。お陰様で多くの助産師さんからのご紹介も大勢いただいています。

難病のケア

障害を抱えた子供たちへ 毎月60名以上の0~10歳未満の子供たちが来所されています。 症状は様々ですが、指定難病から強度のアレルギー疾患や発達障害まで、多くの問題を抱えた子供たちのケアを担当しています ...

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