子供

リーディングNO.758 男の子 7歳 協調不能  神経衰弱 注意欠陥・多動性障害(ADHD)

2回目のリーディング

ケイシー
我々は、この身体[758]を捉えた。

この人は、以前にも見たことがある。 身体の機能の仕方に変化がみられる。これらは、回復の兆しであり適切な配慮がなされれば、交感神経系と脳脊髄系の間に、協調関係が築かれ、大きな改善が見られるだろう。
 このような状態と非正常な状態を考慮して、指示したような特別な配慮が必要である。これまでの状態を見てみると、それは、神経組織の下部に関してであり、そこにおいては、下腹部と頚椎と腕の域と同様交感神経系と脳脊髄組織が、腰椎の域で結合している。腰椎の域に対して、更なる.矯正のための治療が必要であり、腰椎と腕の域の共振反応を改善するための手技治療が必要である。[参: 758ー2 パラグラフ R1] 

 低周波の電気による治療を通して振動を加えることで、そのような協調性を形成するための助けをするのだが、このことが、通常的に、適切に行われなければならない。 毎回の治療が、振動のあり方に成果を与えているかどうかを見てゆく必要がある。 これらの振動は、神経反応において、異なる要素を持った効果を交互に与えている; つまり、互いに異なる状態が存在しているのである。
 ひとつは、協調性を産み出すための要素であり、もう一方は、新たな振動数を生み出すために身体から発動される要素である。 これらに従って、より改善された協調性が産まれるだろう。 そして、その成り行きとして、満足のゆく結果を得ることができるだろう。

ケイシー
食事療法においては、下腹部と迷走神経の反応において不一致が発生することで、下腹部の筋肉の急な収縮が起こり不安感や吐き気を催すことのないように、気をつける必要がある。
 身体に害を与えるような食物は、摂らないようにすべきである。
摂取しないようにすべき食物を挙げると; りんごはどのような種類のものであれ生で食してはいけない。バナナも摂らないこと。ナッツの類は油分が多いのでよく擦り下ろしたものを他のものと混ぜて摂る場合以外は食さないこと、しかし油分はこのような症状において時には、有益に働くこともある。次に心がけて摂取すべきものを挙げる;  神経組織にとって刺激となるものは:調理した玉ねぎ、ー 生のものはよくないがジュースとしてなら、ほどほどに摂るのは良い、特に鉢で育った野菜の持つ要素の力は有益である。
 豆類、レタス ー レタスは特に良い、そしてセロリなど。 トマト ー トマトジュース; 防腐剤を使用していない缶入りの生ジュースを勧める。つるの上で充分に熟したものでなく、採取後人工的に熟させたものや、あとで太陽に当てたものなどは、身体にとって良くない。
 肉汁は適度に摂るなら良い。鳥や魚、その他ヨードを含むものなら全て有益であるが、ほどほどに摂るようにしなさい。これらの要素は、振動を変えるために有益であり、この身体[758]を、ほぼ適正な状態にまで導いてゆくのに有効だろう。
ケイシー
質問を受け付ける。
全ての治療がリーディング内容の指示に従って、満足に行われたと言えるでしょうか?
グラディス
ケイシー
見る限りでは、腰椎において、充分な有益性や変化が与えられいるとは、思えない。 そして、圧力が作用していると見られる域に対しての処置としては、上部の域に加えられる刺激が強すぎる。
常に眼鏡をかけている必要がありますか?
グラディス
ケイシー
現状では、その方が良い. ー しかし、変化が起こり矯正されれば、感覚反応が改善し、徐々に、眼鏡は不要になるだろう。 5 〜 6 週間経てば、その必要性は、なくなるだろう。
彼が、そうすべきでない時に、自身の身体に触れようとするのは、何故ですか?
グラディス
ケイシー
腰椎の域が圧迫されることから、苛々が募るのである。 お分かりのように、それは、気管にも及ぶ。 それゆえ、刺激を減らす必要がある ー 無論、刺激を必要としないということではなく、上部の域に対する刺激を少なくし、腰椎と脊椎下部への刺激度を増すということである。 そうすることで、交感神経と脳脊髄間に協調性を持たせるための中枢からの反射を下方ではなく.上方 へ向けて移動させることができ、脳脊髄と交感神経系の間の協調性を改善することができる。
彼と母親は、どのくらいの期間、ケイシー病院に入院しているべきですか?
グラディス
ケイシー
それは、身体が治療に対して、どのように反応するかによる。
何故、彼は、時によって、話す能力に差が出るのですか?
グラディス
ケイシー
不協調が原因である。 時によって、交感神経と脳脊髄を通る流れが、正常に戻る時がある。その時には、話し方が正常になる。 交感神経に、例えば、過度の興奮状態が起きると、不協調が発生し、結果として、ピック症状や駆け出したり、又、痙攣のような反射運動が起きるのである。
時々、手で耳を塞ぐ行動をすのは、何故ですか?
グラディス
ケイシー
既に述べたことと、理由は全く同じである ー 身体が不協調を起こすと、感覚器官がそれに応答して起こる反応であり、聴覚においての反応もその一つである。
 お分かりかな? いや、分かっていないようだ。
こういうことである: 感覚器官は、必然的に、交感神経の一部と言える。 よろしいかな?
 脳脊髄の組織が交感神経を通して、脳力に”力”を送り込む、そこが、協調性を産み出す出す中枢であり、その支配により、反射や反応が起こるのである。
 なんらかの行動が中枢を過度に刺激して、交感神経においてと同様、神経中枢が、それに反応し、脳と脳脊髄からの衝動を受ける際、今、述べたような”強調のための力”に欠けることになるので、そのような症状を起こすのである。
 身体を通して、聴覚がこれに反応して起こる結果、ぶつぶつ呟いたり、体を打ち鳴らしたりの行動となって出てくるのである。 お分かりかな?
 話し方における症状も、同様な結果の反応行動である。身体に触れる行為は、ー 身体が、そこにある物体の存在を確認したい衝動から出る行為である。 よろしいかな?
 もし、医師が、そのような”力”の存在を理解するなら、貴方達はこの子供に対し、違った対応の仕方を見出すだろう。

今回のリーディングを終える。

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