[リーディングNO.1371]の病歴
13歳の女の子 脳の発達障害 神経系の不協調
1回目のリーディング
症状は百日咳後の激しいけいれんによって引き起こされましたか?
脳を発達させるために何かできますか?
小さな子供よりも発話を改善しますか?
母親へのアドバイスは何ですか?
さて、われわれの見るところ、この体の全体の肉体的状態は非常に良好である。
われわれの見るところ、これらは存在している圧迫からの、この人の精神的諸力の発達と正常な流れを妨げる腰部の傷害である。
圧迫の性質から、感覚系諸器官に協調障害も存在する。
さらにまた、われわれが語っているこの体[1371]に見出す状態とは次の通りである。
神経系に関して、ここでわれわれは障害の根底あるいは原因、あるいは諸々の(刺激に対する生体の)反応が発達していないのを見出す;つまり、病変は脳の力そのものよりもむしろ神経系にある。
それ故、副腎を通じての活動から脳の基底部にある腺の諸力に神経インパルスがあるとき、ライデン(腺)[ライディッヒ(*)]においてと延髄を通じての、圧迫あるいは――それらの神経インパルスを受ける感覚器官の諸力から脳脊髄系の諸々の分枝に現れている――協調障害が、これらの活動に発達障害を引き起こしている。
*(訳註: [Leydig:ライディッヒ]、男性の場合は、精巣のライディッヒ間質細胞(腺)であるが、女性の場合は、卵巣の間質細胞(間質腺)ではないかと思われる)
(ライディッヒ細胞は、精巣の精細管の付近に認められる細胞。ライディッヒの間質細胞とも呼ばれる。ライディッヒ細胞はテストステロンを放出することが可能であり、神経と密接な関係がある。ライディッヒ細胞は小嚢に囲まれた核と顆粒状の好酸性細胞質を持つ。[ウィキペディア])
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それで、身体組織に反応を起こさせる脳から受けるような神経インパルスの流れを妨害するものによって、かなり成長が遅れていたり、あるいは成長していない;これが正常な発達を妨げているのだ。
しかしそれでも、われわれの見るところ、辛抱強さ、根気強さ、観念の諸力(状況の視覚化や映像化に関する観念を促す能力)のほかにこの体の潜在意識の力がもっと感受性が強くなるときの暗示的諸力によって造り出される神経インパルスに対する手当てで、われわれはこの体のために諸力を正常近くに回復させることができるかもしれないのだ。
諸器官そのものの機能に関して、これまで示してきたように、これらはほぼ正常である。というのは、妨げられた神経インパルスは、われわれの見るところ、すでに示したように、この体の諸神経系と、副腎からの腺の力の活動からの歪みと、脳中枢からの反射に成長を提供するようなこれらの活動と関係しているからだ。
この体の波動の諸力の協調をもたらすであろう基本的諸力の治療を通じて、われわれは――諸々の状態が発現するので――短い期間、時々電気的波動の形態での強い深部治療へと変更させる必要があるのを見出すであろう。
しかし、現在のところ、初めに、――もし助けたいと思うなら――ごく微弱な形態のこれらの波動(治療)を行わなければならない;つまり、神経物質(灰白質(gray matter)、白質(white matter)のことか??)そのものについては、形成されたような諸々の損傷を克服するだけでなく適切なインパルスを備えている諸々の神経インパルスの流れをもたらすために為される治療で助けることができるだろう。
それ故、われわれの見るところ、これらは諸々の変化がもたらされるにつれて、順調な発達あるいは正常な発達になるであろうし、そうなることを期待されるのが望ましい。
ウインターグリーンオイル(冬緑油)・・・1/2 オンス、
ロシア白油・・・1 オンス、
サッサフラス油・・・1/4オンス。
これらは分離するだろうが、それらはパックが当てられる領域にわたってマッサージされる前に混ぜ合わせること。
湿布の3周期目の後、――同じの性質の湿布――をちょうど両肩の間の領域にわたっても当てるようにし、さらに第3と第4頸<<中枢(センター)>>まで拡張すること。さらにまたこの領域は、腰部に行うような同じオイルの化合物で、その後マッサージも行うこととする。
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小さいアプリケーターは最初に第1と第2腰<<中枢(センター)>>に貼り付けることとする;さらに大きい方のアプリケーターは――金溶液を通過させ――最後に乳び管と<<臍中枢(アンビリカスセンター)>>あるいは臍の中心から右側にあくまでも一直線に3横指分のところに貼り付けることとする。
臭化ナトリウム溶液は1オンスの蒸留水に3グレーンの割合にすることとする。
これらの溶液は別々に保管すること。それぞれ服用しようとする時だけ1回分の服用量を混ぜ合わせること。
服用量は、15日間毎日、グラス半分の水あるいは小さなグラスの水に金溶液1ミニムと重炭酸ソーダ(重曹)溶液2ミニムとする、その後5日間止め、それからさらに15日間服用し、以下同様とする。
6カ月後、われわれはこれらの治療の一部を変更するものとする。
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