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リーディングNO.283 46歳 女子 骨盤の障害 卵巣嚢腫 扁桃腺肥大 ヨガ

[リーディングNO.283]の病歴

46歳の女子   骨盤の障害 卵巣嚢腫 扁桃腺肥大 ヨガ

 

1回目のリーディング

あなたはこれからこの人の体を注意深く徹底的に調べ、現時点であなたが見出す状態を私に知らせます。現在の状態をもたらしている原因を述べ、この人を助け治癒をもたらすアドバイスを与えます。私が行う質問にあなたは答えます。
グラディス
ケイシー
われわれはここにその人を捉えた。
ケイシー

さて、われわれの見るところ、この人に苦痛をもたらしているところの肉体諸力に関して、はっきり限定された状態が存在する。これらは正すことが可能である。 それらは、特定の肉体状態に関係しているが、しかしながら、そこからの反応は必ずしも状態と常に一致するわけではない。

われわれがこの人[283]に見出すところの状態は次の通りである。

ケイシー
血液供給は、正常に近い状態にある。 ただし、ときどき、大骨盤あるいは腸間膜の下側に存在する状態の影響が、血流中に運ばれていることがある。
ケイシー
神経系についてであるが、これは、体内に存在する状態の影響と、交感神経および脳脊髄神経全体にわたる反射と神経中枢に対して生じている圧迫の影響を示している――それは、もちろん、交感神経系に対して、また腸間膜系の創造諸力の波動力に対して、直接的に影響する。
ケイシー
体の肉体的な機能についてであるが、眼、耳、鼻、喉、気管支、肺、心臓はすべて、それぞれの機能とい点において非常に良好である。 しかし、これらのいずれもが、体内に見られる神経の過剰な歪みに反応することがある。

消化器系については、これは交感神経系の動作と神経系に作り出される圧迫に対して、さらに敏感である。

ケイシー
われわれの見るところ、大骨盤にトラブルの元がある。

しばらく前に、この人にうっ血が生じたことがあり、生理になるとそこにうっ血があることは明らかであった。 その結果、神経痛と呼べる状態が生じた。 そのために、卵巣または輸卵管がうっ血という状態で影響を受けることになり、これまで肥大してきた。 そのために、手術を必要であると見なされる状態というよりも、肥大した卵巣と輸卵管が認められる。 手術が必要な状態になるかもしれないが、これらの状態を縮小し、体内からそれらを取り除くような治療をほどこして、これらの状態が克服されるならば――手術は必要ないだろうし、この人にとってより良い状態がもたらされるだろう。

ケイシー
これらの状態を取り去るために、われわれとしては次のことを体に施すことを勧める。
ケイシー
手に現れている症状に対しては、あるいは体のどの部分であれ筋肉が強張っているところには、次のことを施すなら、それらの状態を取り除くことができるだろう。
ケイシー
骨盤部位に見られる状態に対しては、加熱したオリーブオイルにミルラ(没薬)を混ぜた物を脳脊髄部位あるいは腰椎と仙骨にマッサージして刷り込むことである。 これらの部位に生じている緊張がゆるむまで、それを施すのである。
ケイシー
次に、痛みがある時には――下腹部にかけて、また、輸卵管のうっ血によるトラブルが示される部位に対して――熱いパックを交互に繰り返す――ヒマシ油の熱いパックと、ターペンタイン(テレピン油)とラードによる熱いパックを交互に行うのである。 豚の脂(ラード)を使うのだ! 他のオイルではなく――豚のラードである。よろしいかな、豚の脂のことだ。 これは生理の時に、足で立っていることがつらい時や、動き回ることがつらい時にのみ使う。
ケイシー
当然ながら、これらの状態を小さくし、体に排泄経路を作り出すために運動を行うことが必要である。 そのために、これらの肉体運動は(排泄経路を)確保するようなものである。 体を酷使するようなものではない。 歩くことだ――ただし体に負担をかけない程度にである。よろしいかな? その後でマッサージを行う。 オイルのパックは、マッサージによってこれらの状態を軽減してからにする。
ケイシー
圧迫あるいは炎症が認められる場合にのみ、膣洗浄(ドューシュ)を行う――その時には殺菌剤として作用する成分を使用する。あるいは次のようにする。 1ガロンのお湯に、小さじ2杯のグライコサイモリンを入れて膣洗浄する。 また、バイオレットレイに膣用アプリケータを付けて使用する。 これらによって症状は軽くなるだろう。 アプリケータを使った後で、膣洗浄によって炎症を取り去るのである。よろしいかな。
ケイシー
これを実行せよ。そうすればこの人により良い状態をもたらすことができるだろう。
ケイシー
親指と手に、あるいは体の末端部でそれらの状態を排除しようとして緊張している筋肉に対して、塩と酢を等量混ぜたものか、塩を飽和させた酢を使ってマッサージすること。 これらの状態を克服するために、これを毎日1回、あるいは一日置きに1回、手にマッサージして刷り込むのである。 純粋のりんご酢に塩――食卓塩でよい――を飽和させた溶液である。よろしいかな?
ケイシー
 
それを実行せよ。質問を受け付ける。
オリーブオイルとミルラのマッサージはどれくらいの頻度で行うべきですか?
グラディス
ケイシー
これは、述べたように、体が楽になるまで、最初に行う必要がある。よろしいかな? その後で、ヒマシ油パックと、ターペンタインとラードのパックを交互に行うことを開始する。 これを、足で歩いた時に、骨盤部位と腰椎の痛みが楽になるまで使用する。 今のところ、足で歩くと、足や足首がはれ、腹部が重苦しく疲れた感じになりやすい。 これが楽になったなら――5日から6日でそうなるはずだが――そうしたなら、パックを開始する――ただし、痛みや炎症があるときだけにする。よろしいかな? これによってこれらの状態は克服されるはずである。 30日から60日したところで、これらがどのように施されてきたか、また、その時点でこの人[283]に正常な状態をもたらすのに必要なことなど、さらなる情報を与えることにしよう。
どうすれば扁桃腺の病的状態を治すことができますか?
グラディス
ケイシー
虫歯を治すことである。そうすれば、そこに集まっている炎症はすべて取り除かれるだろう。 歯には局所的な治療が必要である。よろしいかな?
歯を治すにはどんな治療が最善ですか?
グラディス
ケイシー
歯を世話する人物によって治してもらうことである――口腔外科医(歯科医)である。
私はメガネが必要ですか。どんなタイプでしょうか。 私はいつもかけている必要があるのでしょうか、それとも読むときだけかければ良いのでしょうか?
グラディス
ケイシー
これらの矯正とマッサージが施され、これらの部位が完全に活動するようになるなら、メガネは必要ないだろう。
ヨガの呼吸法は私の健康を向上させますか?
グラディス
ケイシー
健康を向上させる――よろしいかな、そのような運動(呼吸法)を実行することで体に与えられるものを使えるような状態にこの人がなった後であれば、とても良い。 それぞれの活動臓器が正しい刺激と波動を出すことができるような状態を体に与えよ。 そしたなら、一般的な運動をすることは良い。 状態を正すために、特定の運動をする。よろしいかな? 
 次のことについて少しでも考えるなら、一般的なあるいは常識的な理解によって、運動することが肉体にどのように作用するか正しい考えを得るはずだ。 肉体は、正常に機能しているあらゆる部分から出る波動エネルギーの放射によって成り立っている。 それゆえ、運動する必要のないところを鍛えすぎると、体の他の部位に損傷を招くことになり、かえって悪い結果を招く。体力増強のための運動は素晴らしく、また必要なものであるけれども、体系的な方法で、必要な量の運動をする人は稀である。
ケイシー
今回はこれで終わる。

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