リーディングNO.146　13歳　男の子　注意欠陥・多動性障害（ADHD）　発語しない　視力の問題

よろしい、われわれはその実体、[146]を捉えた。 この人は部分的に前に見たことがある。

この人の肉体諸力の状態に関しては、これらは――われわれの見るところ――われわれがこれまで見てきた時から比べて、多くの変化を示している。 おおむね、これらは改善を示している。

肉体には正常な反応が増えているが、発声器官の活動に関連する感覚諸力の協調が、まだもたらされていない。 声帯がそれらの活動に肉体的に反応していない。

実体が地上での諸滞在を通じてどのように成長してきたかを分析することで、われわれは、この実体が地上滞在中に活動していた時に関わっていた人々に対して、何か助けになるものを見いだせるかもしれない。

身体的な意味でこの実体に原因があったのではなく、この実体が当時活動していた環境において必要だったものや求められていたものに見合うために、あるいはそうしていく中で、この実体のそれらの方向性での活動や能力は、遮られたり不可能になったりする必要が出てきたのだ。このことはこの実体に、現状で無力となるに至ったものを課したのであり、この実体が他者に対してかつて課した状況を通してそのようになったのである。
それ故に、現在、精神的な抑止とでも表現できる状態が見いだせるのである。 これは、肉体－精神の障害を示すものではない。むしろ、感情をコントロールできなくさせる抑止である。

そこで、現在、カルマの影響の下で、これらの状態に対峙しているのは、精神－感情体である。

この人の肉体的な協調については多くのことが既に達成されているので、体内の自然な抵抗力へと精神諸力を引き出すように、催眠術による暗示によって精神諸力を抑圧することで、現在、これらの状態を肉体的にさらに助けることができるかもしれない。
なぜなら、われわれの見るところ、これらの状態は、これらがそのような方向により大きな活動を生じるような時に起きているが、これ（催眠暗示?）が――われわれの見るところ――今ならば、あるいは現在の状態であれば、より良い反応をもたらすことができるからだ。

これ（催眠暗示）は、この人の発声活動において交感神経と脳脊髄神経のインパルスの反射を協調させる活動に、この人が自分の意志をもっと発揮できるように導ける人々に行ってもらう必要がある。
われわれの見るところ――現在の肉体上の健康に関する限り――この状態を克服するには、そのような治療を８回から１０回ほど行うだけで十分だろう。

質問を受け付ける。

われわれの見るところ、これは霊的反応によって上からかぶせることもできるだろうが、しかしこの人に対する霊的意義と同様に、精神的・肉体的反応も同じくらい必要である。 この人が眠りの中に自己を失っている時に、そのような暗示を継続的に与えるならば、それにはいくらか長いやり方が必要となるが、世話をしている人たちによって為すことができるだろう。

われわれが見るところ、テイラー――ニューヨーク在住のチャールズ・テイラー――54番通り――57番――54番通り、われわれがみるところ、それが住所 [チャールズ・フランシス・テイラー、分析心理学者、ニューヨーク市57番通り西44番地]、またはダニエル[チャールズ・L・ダニエル、ケンタッキー州ホプキンスビル] 、あるいはそのような者である。

本人の生命力そのものを通して、話すという活動を協調させるのに必要な波動を引き上げるような暗示である。 主の御名において、この人の霊的活動のパワーを引き上げるような暗示である！

最初の３日か４日は、ほぼ毎日。それからは一日おきでも良いだろう。 そのような治療を１０回から１２回ほど行えば、それらの状態のほとんどの原因を取り去るはずだ。

１時間から２時間だ。

この人自身が衝動的に発話を阻止しようとする動機の働きを克服することができる。可能だ。

とても力強いものでなければならない。 催眠術師によって、使用する形は異なる。

それを実行せよ。

今回はこれで終わる。